試験要綱
1.試験の対象者像
-
3級(管理業務)
知的財産分野について、初歩的なマネジメント能力がある。具体的には、企業・団体(学校・官公庁等)において知的財産分野の特にブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約、エンフォースメント(権利行使)に関する初歩的知識を有し、それに関する課題を発見することができ、一定条件下ではその課題の解決までできる技能がある。
-
2級(管理業務)
知的財産分野全般(特許、商標、著作権等)について、基本的なマネジメント能力がある。具体的には、企業・団体等において知的財産に関する戦略、法務、リスクマネジメント、調査、ブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約、エンフォースメント(権利行使)に関する幅広い基本的知識を有し、業務上の課題を発見し、一部は自律的に解決できる技能がある。
-
1級(特許専門業務)
知的財産分野のうち、特に特許に関する専門的な能力がある。具体的には、企業等において、特許に関する戦略、法務、リスクマネジメント、情報・調査、国内権利化、外国権利化、契約、エンフォースメント(権利行使)、価値評価・資金調達に関する深い専門的知識を有し、業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能がある。
-
1級(コンテンツ専門業務)
知的財産分野のうち、特にコンテンツに関する専門的な能力がある。具体的には、ビジネスを行うコンテンツプロデューサーやライツ担当者、契約法務担当者等、事業サイドと契約法務サイドの両方のスキルを持つ「コンテンツビジネス専門人材」として、企業等において、リスクマネジメント、契約、エンフォースメント、資金調達、価値評価、関係法規、コンテンツに関する業務(コンテンツ開発戦略・創造支援・保護・関係法規等)について深い専門的知識を有し、業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能がある。
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1級(ブランド専門業務)
知的財産分野のうち、特にブランドに関する専門的な能力がある。具体的には、企業等におけるブランド・マネージャー、商標・意匠グループ責任者、広報・宣伝部門責任者、マーケティング・マネージャー、経営企画担当者等 「ブランドマネジメント専門人材」として、 国内外におけるブランドに関する権利取得手続や ライセンス・模倣品対策等について深い専門的知識を有し、 業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能がある。
2.試験の種類
試験の種類
試験の難易度によって、 3級、2級、 1級、 の3つの等級に区分されています。
さらに1級は専門分野によって、「特許専門業務」、「コンテンツ専門業務」、「ブランド専門業務」の3つの分野に区分されています(それぞれ別個の試験です)。
各等級(1級については各専門業務)ごとに、それぞれ学科試験と実技試験により行われます。学科試験と実技試験の両方の試験に合格すると、各等級(1級については各専門業務)ごとに「知的財産管理技能士」の国家資格が付与されます。
本検定のレベル設定および試験範囲は、経済産業省「知財人材スキル標準」に準拠しています。
受検資格
各等級ごとに受検資格が設けられています。
下記、「受検資格」のうち、いずれか1つに該当すれば、その試験の受検申請をすることができます。
原則として、「知的財産管理」職種での仕事の経験(実務経験)が必要です(ただし3級は不要)。
必要とされる実務経験年数は等級によって異なり、一定の要件を満たす場合は短縮されたり不要となります。
下位等級から順番に受検する必要はありません。例えば、「知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者」の受検資格に該当すれば、3級を受検せずに2級を受検することができます。
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等級区分 | 3級 | 2級 | 1級 | ||
---|---|---|---|---|---|
選択作業 | 管理業務 | 管理業務 | 特許専門業務 | コンテンツ専門業務 | ブランド専門業務 |
合格すると取得できる 国家資格名称 |
三級知的財産管理技能士 (管理業務) |
二級知的財産管理技能士 (管理業務) |
一級知的財産管理技能士 (特許専門業務) |
一級知的財産管理技能士 (コンテンツ専門業務) |
一級知的財産管理技能士 (ブランド専門業務) |
合格に必要な技能及び 知識の程度 |
知的財産管理の職種における初級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題を発見し、大企業においては知的財産管理の技能及び知識を有する上司の指導の下で、又、中小・ベンチャー企業においては外部専門家等と連携して、その課題を解決することができる技能及びこれに関する初歩的な知識の程度)を基準とする。 | 知的財産管理の職種における中級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題を発見し、大企業においては知的財産管理の技能及び知識を有する上司の指導の下で、又、中小・ベンチャー企業においては外部専門家等と連携して、その課題を解決でき、一部は自律的に解決できる技能及びこれに関する基本的な知識の程度)を基準とする。 | 知的財産管理の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能及びこれに関する専門的な知識の程度)を基準とする。 | 知的財産管理の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能及びこれに関する専門的な知識の程度)を基準とする。 | 知的財産管理の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能及びこれに関する専門的な知識の程度)を基準とする。 |
等級区分 | 3級 | 2級 | 1級 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選択作業 | 管理業務 | 管理業務 | 特許専門業務 | コンテンツ専門業務 | ブランド専門業務 | ||||||||||||||||||||||||||||||
受検資格 | 知的財産に関する業務に従事している者または従事しようとしている者 | 知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者 |
|
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3級技能検定の一部合格者(学科または実技いずれか一方の試験のみの合格者)(※3) | 3級技能検定の合格者(※1) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ビジネス著作権検定上級の合格者(※2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2級技能検定の一部合格者(学科または実技いずれか一方の試験のみの合格者)(※3) |
注意事項
受検申請時に申告した受検資格が事実に反することが判明した場合には、合格後においても、その合格の決定を取り消すことがあります。
一部、郵送申込しかできない受検資格(Web申込不可の受検資格)がありますのでご注意ください。
3.試験免除制度
一部合格(学科試験のみ又は実技試験のみ合格)をされた方など、一定の要件を満たす方については、受検申請の際、同時に試験免除申請をすることにより、当該試験が免除されます。
※受検申請後に試験免除申請をしても免除されません。
4.一部合格による
試験免除申請の有効期限
一部合格(学科試験のみ又は実技試験のみ合格)をされた方は、当該合格したほうの試験(学科試験又は実技試験)の合格日の翌々年度までに行われる検定試験に限り、当該合格したほうの試験(学科試験又は実技試験)が、申請により免除されます。
5.各級の試験範囲、合格基準、試験形式・制限時間、受検資格・申込方法
3級
試験範囲
学科試験 | 実技試験 |
---|---|
|
|
- 学科試験
- 実技試験
-
-
1.保護(競争力のデザイン)
1-1 ブランド保護
1-2 技術保護
1-3 コンテンツ保護
1-4 デザイン保護 -
2.活用
2-1 契約
2-2 エンフォースメント - 3.関係法規
-
1.保護(競争力のデザイン)
-
-
1.保護(競争力のデザイン)
1-1 ブランド保護
1-2 技術保護
1-3 コンテンツ保護
1-4 デザイン保護 -
2.活用
2-1 契約
2-2 エンフォースメント
-
1.保護(競争力のデザイン)
合格基準
技能士となるには、学科試験と実技試験の両方の試験に合格する必要があります。
選択作業 | 試験種 | 合格基準 | |
---|---|---|---|
3級 | 管理業務 | 学科試験 | 満点の70%以上 |
実技試験 | 満点の70%以上 |
試験形式・制限時間
各級とも学科試験と実技試験により行われます。学科試験と実技試験の両方の試験に合格すると、技能士となることができます。
試験種 | 試験形式 | 問題数 | 制限時間 | 試験問題冊子 | |
---|---|---|---|---|---|
3級 | 学科試験 | 筆記試験(マークシート方式 3肢択一式) | 30問 | 45分 | 持ち帰り可 |
CBT試験(3肢択一式)※第47回検定から | 30問 | 45分 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 | ||
実技試験 | 筆記試験(記述方式・マークシート方式併用) | 30問 | 45分 | 持ち帰り可 | |
CBT試験(解答入力方式・択一方式併用)※第47回検定から | 30問 | 45分 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 |
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
試験形式 | 筆記試験(マークシート方式 3肢択一式) | 筆記試験(記述方式・マークシート方式併用) |
問題数 | 30問 | 30問 |
制限時間 | 45分 | 45分 |
試験問題冊子 | 持ち帰り可 | 持ち帰り可 |
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
試験形式 | CBT試験(3肢択一式)※第47回検定から | CBT試験(解答入力方式・択一方式併用)※第47回検定から |
問題数 | 30問 | 30問 |
制限時間 | 45分 | 45分 |
試験問題冊子 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 |
2級
試験範囲
学科試験 | 実技試験 |
---|---|
|
|
- 学科試験
- 実技試験
-
- 1.戦略
-
2.管理
2-1 法務
2-2 リスクマネジメント -
3.創造(調達)
3-1 調査
-
4.保護(競争力のデザイン)
4-1 ブランド保護
4-2 技術保護
4-3 コンテンツ保護
4-4 デザイン保護 -
5.活用
5-1 契約
5-2 エンフォースメント - 6.関係法規
-
- 1.戦略
-
2.管理
2-1 法務
2-2 リスクマネジメント -
3.創造(調達)
3-1 調査
-
4.保護(競争力のデザイン)
4-1 ブランド保護
4-2 技術保護
4-3 コンテンツ保護
4-4 デザイン保護 -
5.活用
5-1 契約
5-2 エンフォースメント
合格基準
技能士となるには、学科試験と実技試験の両方の試験に合格する必要があります。
選択作業 | 試験種 | 合格基準 | |
---|---|---|---|
2級 | 管理業務 | 学科試験 | 満点の80%以上 |
実技試験 | 満点の80%以上 |
試験形式・制限時間
各級とも学科試験と実技試験により行われます。学科試験と実技試験の両方の試験に合格すると、技能士となることができます。
試験種 | 試験形式 | 問題数 | 制限時間 | 試験問題冊子 | |
---|---|---|---|---|---|
2級 | 学科試験 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※) | 40問 | 60分 | 持ち帰り可 |
CBT試験(4肢択一式※)※第48回検定から | 40問 | 60分 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 | ||
実技試験 | 筆記試験(記述方式・マークシート方式併用) | 40問 | 60分 | 持ち帰り可 | |
CBT試験(解答入力方式・択一方式併用)※第48回検定から | 40問 | 60分 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 |
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
試験形式 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※) | 筆記試験(記述方式・マークシート方式併用) |
問題数 | 40問 | 40問 |
制限時間 | 60分 | 60分 |
試験問題冊子 | 持ち帰り可 | 持ち帰り可 |
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
試験形式 | CBT試験(4肢択一式※)※第48回検定から | CBT試験(解答入力方式・択一方式併用)※第48回検定から |
問題数 | 40問 | 40問 |
制限時間 | 60分 | 60分 |
試験問題冊子 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 | 受検者本人専用Webページで閲覧可 |
受検資格・申込方法
受検資格により申込方法が異なります。
個人Web申込では、試験方式について「従来方式(紙試験)」「CBT方式」のいずれかを選択することができます。
受検資格 | 申込方法 | |
---|---|---|
Web 申込 |
郵送 申込 |
|
知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 |
3級技能検定の合格者(※1) | 可 | 可 |
学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者 | 不可 | 可 |
ビジネス著作権検定上級の合格者(※2) | 不可 | 可 |
2級技能検定の一部合格者(学科または実技いずれか一方の試験のみの合格者)(※3) | 可 | 可 |
1級(特許専門業務)
試験範囲
【重要】第52回知的財産管理技能検定(2025年11月16日実施予定)より1級の試験範囲の変更について
学科試験 | 実技試験 |
---|---|
|
|
- 学科試験
- 実技試験
-
-
1.管理
1-1 リスクマネジメント
-
2.創造(調達)
2-1 契約
-
3.活用
3-1 契約
3-2 エンフォースメント
3-3 資金調達
3-4 価値評価 - 4.関係法規
-
5.特許専門業務
A 戦略
A-1 知的財産戦略
B 管理
B-1法 務
C 創造(調達)
C-1 情報・調査
D 保護(競争力のデザイン)
D-1 国内権利化
D-2 外国権利化
E 特許関係法規
-
1.管理
-
-
1.特許専門業務
イ 戦略
イ-1 知的財産戦略
ロ 管理
ロ-1 法務
ロ-2 リスクマネジメント
ハ 創造(調達)
ハ-1 情報・調査
ハ-2 契約
ニ 保護(競争力のデザイン)
ニ-1 国内権利化
ニ-2 外国権利化
ホ 活用
ホ-1 契約
ホ-2 エンフォースメント
ホ-3 資金調達
ホ-4 価値評価
-
1.特許専門業務
合格基準
技能士となるには、学科試験と実技試験の両方の試験に合格する必要があります。
選択作業 | 試験種 | 合格基準 | |
---|---|---|---|
1級 | 特許 専門業務 |
学科試験 | 満点の80%以上 |
実技試験 | 満点の60%以上 |
試験形式・制限時間
各級とも学科試験と実技試験により行われます。学科試験と実技試験の両方の試験に合格すると、技能士となることができます。
試験種 | 試験形式 | 問題数 | 制限時間 | 試験問題冊子 | |
---|---|---|---|---|---|
1級 | 学科試験 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※1) | 45問 | 100分 | 持ち帰り可 |
実技試験 | 筆記試験と口頭試問(詳細はこちらをご確認ください) | 5問 | 約30分 | 原則 持ち帰り可※2 |
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
試験形式 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※1) | 筆記試験と口頭試問(詳細はこちらをご確認ください) |
問題数 | 45問 | 5問 |
制限時間 | 100分 | 約30分 |
試験問題冊子 | 持ち帰り可 | 原則 持ち帰り可※2 |
受検資格・申込方法
受検資格により申込方法が異なります。
試験 | 受検資格 | 申込方法 | |
---|---|---|---|
Web 申込 |
郵送 申込 |
||
学科試験 | 知的財産に関する業務について4年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 |
2級技能検定の合格者(※1)で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 | |
3級技能検定の合格者(※1)で、知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 | |
学校教育法による大学又は大学院において検定職種(1級)に関する科目について10単位以上を修得した者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 不可 | 可 | |
ビジネス著作権検定上級の合格者(※2)で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 不可 | 可 | |
実技試験 | 1級技能検定(特許専門業務)学科試験の合格者(※3) | 可 | 可 |
一級知的財産管理技能士 (コンテンツ専門業務) |
可 | 可 | |
一級知的財産管理技能士 (ブランド専門業務) |
可 | 可 |
1級(コンテンツ専門業務)
試験範囲
【重要】第51回知的財産管理技能検定(2025年7月13日実施予定)より1級の試験範囲が拡充されます!
【重要】第52回知的財産管理技能検定(2025年11月16日実施予定)より1級の試験範囲の変更について
学科試験 | 実技試験 |
---|---|
|
|
- 学科試験
- 実技試験
-
-
1.管理
1-1 リスクマネジメント
-
2.創造(調達)
2-1 契約
-
3.活用
3-1 契約
3-2 エンフォースメント
3-3 資金調達
3-4 価値評価 - 4.関係法規
-
5.コンテンツ専門業務
A 戦略
A-1 コンテンツ開発戦略
B 創造(調達)
B-1 コンテンツ創造支援
C 保護(競争力のデザイン)
C-1 コンテンツ保護
D コンテンツ関係法規
-
1.管理
-
-
1.コンテンツ専門業務
イ 戦略
イ-1 コンテンツ開発戦略
ロ 管理
ロ-1 リスクマネジメント
ハ 創造(調達)
ハ-1 コンテンツ創造支援
ニ 保護(競争力のデザイン)
ニ-1 コンテンツ保護
ホ 活用
ホ-1 契約
ホ-2 エンフォースメント
ホ-3 資金調達
ホ-4 価値評価
-
1.コンテンツ専門業務
合格基準
技能士となるには、学科試験と実技試験の両方の試験に合格する必要があります。
選択作業 | 試験種 | 合格基準 | |
---|---|---|---|
1級 | コンテンツ 専門業務 |
学科試験 | 満点の80%以上 |
実技試験 | 満点の60%以上 |
試験形式・制限時間
各級とも学科試験と実技試験により行われます。学科試験と実技試験の両方の試験に合格すると、技能士となることができます。
試験種 | 試験形式 | 問題数 | 制限時間 | 試験問題冊子 | |
---|---|---|---|---|---|
1級 | 学科試験 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※1) | 45問 | 100分 | 持ち帰り可 |
実技試験 | 筆記試験と口頭試問(詳細はこちらをご確認ください) | 5問 | 約30分 | 原則 持ち帰り可※2 |
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
試験形式 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※1) | 筆記試験と口頭試問(詳細はこちらをご確認ください) |
問題数 | 45問 | 5問 |
制限時間 | 100分 | 約30分 |
試験問題冊子 | 持ち帰り可 | 原則 持ち帰り可※2 |
受検資格・申込方法
受検資格により申込方法が異なります。
試験 | 受検資格 | 申込方法 | |
---|---|---|---|
Web 申込 |
郵送 申込 |
||
学科試験 | 知的財産に関する業務について4年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 |
2級技能検定の合格者(※1)で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 | |
3級技能検定の合格者(※1)で、知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 | |
学校教育法による大学又は大学院において検定職種(1級)に関する科目について10単位以上を修得した者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 不可 | 可 | |
ビジネス著作権検定上級の合格者(※2)で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 不可 | 可 | |
実技試験 | 1級技能検定(コンテンツ専門業務)学科試験の合格者(※3) | 可 | 可 |
一級知的財産管理技能士 (特許専門業務) |
可 | 可 | |
一級知的財産管理技能士 (ブランド専門業務) |
可 | 可 |
1級(ブランド専門業務)
試験範囲
【重要】第52回知的財産管理技能検定(2025年11月16日実施予定)より1級の試験範囲の変更について
学科試験 | 実技試験 |
---|---|
|
|
- 学科試験
- 実技試験
-
-
1.管理
1-1 リスクマネジメント
-
2.創造(調達)
2-1 契約
-
3.活用
3-1 契約
3-2 エンフォースメント
3-3 資金調達
3-4 価値評価 - 4.関係法規
-
5.ブランド専門業務
A 戦略
A-1 ブランド戦略
B 創造(調達)
B-1 情報・調査
C 保護(競争力のデザイン)
C-1 国内権利化
C-2 外国権利化
D ブランド関係法規
-
1.管理
-
-
1.ブランド専門業務
イ 戦略
イ-1 ブランド戦略
ロ 管理
ロ-1 リスクマネジメント
ハ 創造(調達)
ハ-1 情報・調査
ニ 保護(競争力のデザイン)
ニ-1 国内権利化
ニ-2 外国権利化
ホ 活用
ホ-1 契約
ホ-2 エンフォースメント
ホ-3 資金調達
ホ-4 価値評価
-
1.ブランド専門業務
合格基準
技能士となるには、学科試験と実技試験の両方の試験に合格する必要があります。
選択作業 | 試験種 | 合格基準 | |
---|---|---|---|
1級 | ブランド 専門業務 |
学科試験 | 満点の80%以上 |
実技試験 | 満点の60%以上 |
試験形式・制限時間
各級とも学科試験と実技試験により行われます。学科試験と実技試験の両方の試験に合格すると、技能士となることができます。
試験種 | 試験形式 | 問題数 | 制限時間 | 試験問題冊子 | |
---|---|---|---|---|---|
1級 | 学科試験 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※1) | 45問 | 100分 | 持ち帰り可 |
実技試験 | 筆記試験と口頭試問(詳細はこちらをご確認ください) | 5問 | 約30分 | 原則 持ち帰り可※2 |
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
試験形式 | 筆記試験(マークシート方式 4肢択一式※1) | 筆記試験と口頭試問(詳細はこちらをご確認ください) |
問題数 | 45問 | 5問 |
制限時間 | 100分 | 約30分 |
試験問題冊子 | 持ち帰り可 | 原則 持ち帰り可※2 |
受検資格・申込方法
受検資格により申込方法が異なります。
試験 | 受検資格 | 申込方法 | |
---|---|---|---|
Web 申込 |
郵送 申込 |
||
学科試験 | 知的財産に関する業務について4年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 |
2級技能検定の合格者(※1)で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 | |
3級技能検定の合格者(※1)で、知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者 | 可 | 可 | |
学校教育法による大学又は大学院において検定職種(1級)に関する科目について10単位以上を修得した者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 不可 | 可 | |
ビジネス著作権検定上級の合格者(※2)で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者 | 不可 | 可 | |
実技試験 | 1級技能検定(ブランド専門業務)学科試験の合格者(※3) | 可 | 可 |
一級知的財産管理技能士 (特許専門業務) |
可 | 可 | |
一級知的財産管理技能士 (コンテンツ専門業務) |
可 | 可 |
6.試験日程
原則として、年3回実施しています。
各回によって、実施する試験、実施地区が異なります。
7.法令基準日
試験の解答にあたっては、問題文に特に断りがない限り、試験日の6ヶ月前の月の1日現在で施行されている法令等に基づくものとします。
実施回 | 試験日 | 法令基準日 |
---|---|---|
第50回 | 2025年3月9日 | 2024年9月1日 |
第51回 | 2025年7月13日 | 2025年1月1日 |
第52回 | 2025年11月16日 | 2025年5月1日 |
第53回 | 2026年3月8日 | 2025年9月1日 |
第54回 | 2026年7月12日 | 2026年1月1日 |
8.試験会場
試験会場には、試験を「紙試験方式」で実施する会場と、「CBT方式」で実施する会場の2つのタイプがあります。どちらのタイプかは各都道府県(実施地区)によって異なり、各検定回によっても異なります。受検者は申し込みの際、居住地に関係なく、実施地区の中から希望する受検地を選ぶことができますが、試験方式(「紙試験方式」または「CBT方式」)はその地区で予め定められた方式に従っていただくことになります。
【紙試験方式の地区を選んだ場合】
具体的な試験会場は、受検票発行時に決定されます(受検票に記載してご案内します)。試験会場は受検者数に応じて調整するため、同じ地区であっても各検定回によって異なります。受検者は申し込み時に受検する地区は選択できますが、具体的な試験会場を指定することはできません。
【CBT方式の地区を選んだ場合】
具体的な試験会場は、受検者自身が受検申込の際に、CBT運営会社が用意するCBTテストセンターの中から選択して座席を予約した会場になります(各テストセンターの座席数には限りがあり、先着順で満席となり次第、当該テストセンターは選択できなくなります)。
また、一定の要件を満たす団体は、自ら試験会場を設置することができる制度があります(特別臨時会場制度)。
9.受検手数料
納入された受検手数料は原則として返還できません。また、次回検定への充当もできません。
領収証は受検票発行日に発行されます。
選択作業 | 試験種 | 受検手数料* | |
---|---|---|---|
3級 | 管理業務 | 学科試験 | 6,100円 |
実技試験 | 6,100円 | ||
2級 | 管理業務 | 学科試験 | 8,200円 |
実技試験 | 8,200円 | ||
1級 | 特許 専門業務 |
学科試験 | 8,900円 |
実技試験 | 23,000円 | ||
コンテンツ 専門業務 |
学科試験 | 8,900円 | |
実技試験 | 23,000円 | ||
ブランド 専門業務 |
学科試験 | 8,900円 | |
実技試験 | 23,000円 |
10.お申込
申込方法は、「個人申込」と「団体申込」があり、さらにそれぞれに「Web申込」と「郵送申込」があります。
CBT方式の試験のお申し込みは、個人のWeb申込のみとなります。
11.受検票
受検票は検定日の18日前(休日の場合はその翌日)に発行します。
申込方法により受検票の発行方法が異なります。
CBT方式の場合は、受検票はありません。
12.試験当日
13.合格発表・結果通知
受検者全員に試験結果を通知します。申込方法により通知方法が異なります。
14.試験に関するよくある質問
- 誰でも受検することができますか?
- 3級受検資格の「知的財産に関する業務に従事しようとしている者」とは、知的財産に関する業務に従事する具体的な予定がなければならないのですか?
- 3級(2級)に合格していなくても、2級(1級)を受検することはできますか?
-
「3級技能検定の合格者」の2級受検資格の有効期限が過ぎてしまいました。
どうしたらよいですか? - 「検定合格者」を受検資格(または試験免除資格)として受検申請する際に必要な技能士番号が分かりません。どうしたらよいですか?
- 「実務経験」とは、どのようなものを指すのですか?
- 自分の担当した業務が「実務経験」に該当するかは、どのように判断すればよいのですか?
- 大学や大学院の学生が行う研究開発活動は「実務経験」に該当しますか?
- 「実務経験」を有することについて、勤務先等の証明書は必要ですか?
- 「実務経験」の年数は、どのように計算するのですか?